@Software

◆Adobe Streamline,Dimensions
Illustratorv5.0に付属してたソフト。Streamlineは、非力なマシンでラスタデータをベクター化するのによく使いました。ラスタデータといっても、当時はデジカメも初代QV-10だし、スキャンして取り込む画像も144dpi程度ですから、大きなデータではなかったものの、非力なマシンではラスタデータをそのまま使うより、ベクター化して軽くした方が使いやすかったのです。

その後Illustratorのバージョンが上がり、マシンの環境が整うにつれて、この2つのソフトの出番も少なくなりました。Illustratorの機能も上がったため、Streamlineを使わなくてもキレイなパスが取れるようになりました。Streamlineがver.4になって単体で発売されたときには、もう買う必要はなくなってました。

ところが最近、当時のデータを見直すと低解像度故に「味」のあるファイルが多いことに気が付いたのです。写真データを手書き風に崩すときも、Photoshopのフィルタとは違う雰囲気を醸し出してくれます(^^)。使う機会は減りましたが、HDDの中にひっそりと居続けさせることにしました。アプリ自体の容量が小さいのも魅力。

一方、Dimensions は Streamline で変換したデータに味付けをするために使ったこともありますが、実際に作ったファイルは数えるほどしかありません。

(04.01.18)Dimensionsは IllustratorCS で統合されたみたいだけど、最近 Streamline が欲しいんです。写真を変換することで味が出るし。それに、パソコンの性能が上がったといっても一般事務作業で使ってるマシンでは A1やA0サイズのラスターデータは重すぎるから、ラスターイメージのベクター化は自分の中では需要がないワケじゃない。出してくれないかなぁ>StreamlineCS。
・・・と思ってたら、MacPeople2/1号でunixソフトの“frontline”てのが紹介されてた。ai、eps。pdf等で保存できるらしい。詳しくは後日また。

◆Sync!Sync!Sync! [web]
バックアップ・ソフト。
OS-9では「バックアップソフト」を使いませんでした。バックアップは Finder で直接やるのが確実なので、Powerbook2400cの頃はCITIDiskで丸ごとバックアップして、大切なファイルだけMOに保存してました。ただ、2400cを換装したりメインマシンを買い替えたりしてHDD容量が大きくなるにつれて「丸ごとバックアップ」は時間もかかるし、現実的でなくなってきました。
OS-Xになるとファイル管理が厳格になり、アプリやシステム関連のファイルはどこに何があるのか見当が付かなくなりました。自作ファイルの置き場所もある程度固定されたので「自分が分かるファイルだけをバックアップする」方針に転換しました。iPodを買ったおかげで高速&大量の保存先も確保できたし。

(03.10.01)バックアップソフトの「SilverKeeper」が変なダイアログを出すので「Sync!Sync!Sync!」に乗り換えました。シェアフィを払ってフル機能版を購入。SilverKeeperは、2バイト字の処理が苦手(みたい)。

(03.11.01) Sync!3を使い慣れると、細かな不満が。「バックアップ完了時の処理」メニューで [アプリケーション終了] を指定してるのに、一度アプリを終了すると設定が解除されてしまいます。
これを [アプリケーション終了] の設定が持続できるように、作者にメールしました。すると「追加検討します」の返事とともに「AppleScript を使えばスグできますよ」と Scriptコード付きのアドバイス。
その Script をアプリで保存すると、1クリックでバックアップ〜アプリ終了まで完了するようになりました!ありがとうござますm(__)m>作者さん

(06.06.11)現在の OS-X は10.4.6ですが、頻繁にアップデートされて使い続けてます。IntelMacにもいち早く対応したし、使い続けられそうな安心感があります。

◆T.Clip [web]
入力補助ソフト。
OS-Xになってしばらく更新が止まってたけど、2003年1月にアルファ版が、同年5月にベータ版がリリース。まだ使えないソフトがあるけど、OS-9の頃より安定して使えるのが嬉しい。また更新が止まってるけど、手放せないなぁ。2003年9月に出たベータ版の延長版は、最初にcommandキーを2回叩いたらWindowShadeXのデフォルト設定とブチあたりました。これがOS-9なら間違いなくフリーズ・再起動するトコロですが、何もなかったようにWindowShadeXが機能するあたり、OS-Xの安定性を見た気がしました(笑)
T.Clipのために10.2.8に戻すのも面倒なので、12月予定の次期リリースを待つことにしよう。

…と書いてたのに、Pantherが出て以後もアップデータが出ません。T.Clipが無い状態にも慣れたけど、やっぱり欲しいなぁ。少額ならアップデート代も払うつもりだから。

(04.12.16)04.12.31までのベータ延長版をリリース。11月末から使ってます。やっぱり便利だし、OS-9よりも格段に安定してるから、安心して使えます。正式リリースを早く!

(05.07.08)OS-X10.4では、まるで使えません。・・・もう、いいか(^^ゞ

(05.09.06)T.Clip X Miniがリリース。やっぱり便利。Mactel移行発表後、日数が経過してからのリリースだから、IntelCPUに移行後も使えることを希望。

(06.05.13)T.Clip X Std が 06.04.26にリリース。今回から有料版と無料版に分かれました。有料版でやっと「トップメニューの順序の変更、名称の変更」ができるようになりました。もちろん、即購入しました。直接、トップメニューに定型テキストも配置可能。編集作業も安定しました。今まではクラッシュしなくても、不審な所作が見受けられました。でも。ひとつ難点があって、T.Clip X Mini で作成したメニューは Std に引き継ぎできません。時間をみて、すべて手入力しなおしました。
OS-8(か、それ以前)の頃から愛用してきたユーテリティが、きちんとした有料サポートもついて実用性・安定性が高くなって嬉しい(∩_∩)。このユーテリティのおかげで、Macをさわるのが格段に快適になります。Appleは感謝状を送っても良いレベルの使い勝手。OS-Xが10.4になって対応が遅れたとき、使うのをやめないで良かった。

◆URL Manager Pro [web]
(03.01.26)もともと、IE やネスケで貯まっていたブックマークを整理しきれず、せめて50音順で並べ替えたいと思って購入したソフト。思いがけず便利だったのが、 IE で表示したサイトを、画面&ソフトを切り替えずにそのまま「URL Manager Pro」で保存して、別のブラウザで共有できること。このおかげで、IE → iCab への移行が出来ました。

(04.05.17)最近、起動回数が減りました。Safariしか使わない時間が増えるにつれて、ブックマークを複数のブラウザで共有する必要性がなくなってきました。それに、Googleっと検索すりゃいいやと思い、ブックマークを登録・整理すること自体が少なくなってきました。

(05.01.21)Opera、Firefoxなどブラウザが増えるようになり、また使う機会が増えました。ほかのブラウザと連携しない場合でも、検索しづらいサイトやたまたま見つけたサイトを保存しておくのに活躍中。

(05.09.18)Firefox と Safari のブックマーク管理が相互に html化されて、読込み&書出しに困らなくなると、とたんに使わなくなりました。

VelaClock[web]
(06.06.11)Dashboardで使う、世界時計のwidget。標準のwidgetは使いにくくて、前からほしかったんです。サッカーW杯をキッカケに、数種類を試用して購入したのがコレ。
表示都市は上図のとおりで、サッカーよりも為替取引用途がメインで、各指標の発表時刻やサマータイムの確認に使います。
◆WindowShadeX[web]
(05.07.16)OS-Xを使い始めてから、Dockはずっと画面下で使ってました。ところが iMacG5では画面が広くなったためか Dockを下にすると作業しづらくて、初めて右に置きました。
右に置くと少しは使いやすくなったけど、まだイマイチ。そこで、しばらく遠ざかっていた WindowShadeXをインストール。今はver.4だけど、登録時=ver2.1.2のシリアルが使えました。(古いシリアルだから再確認するという表示は出たけど)
で、最新ver.ではバーをダブルクリックして収納するだけでなく、半透明にすることもできます。そこで「ダブルクリックしたときは収納」、「command+ダブルクリックしたときはファイルを隠す」、「黄ボタンをクリックしたら半透明」と設定したら、快適になりました。
WindowShadeX は英語版しかないけど日本語リソースもあり。リソースの当て方を覚え書きで・・・「~/Library/PreferencePanes に入ってる WindowShade X.prefPaneのパッケージ内容を表示して、/Contents/Resources にダウンロードした日本語リソース Japanese.lproj を置けばOK。
このアバウト画面、Windows用みたい(笑)

(06.06.11)しばらく見ないうちに使わなくなり、HDDからも削除しました。

◆YooEdit [web]
OS-9 で使っていた、とにかく高速かつ頼もしいエディタ。OS-X版のリリースはたぶん無さそうだけど、ぜひ提供して欲しいソフトのひとつ。バカでかいテキストデータの検索・置換をさせても、画面を書き換えることなく処理するので高速。制御コードや正規表現の検索・置換も、ワケわからんダイアログボックスを出さずに、黙ってサッと済ませる“職人”みたいなエディタ。